開咬のデメリット
開咬では上あごの前歯と下あごの前歯の間に隙間が空き、かみ合いません。自然と口が開いたままになり、そのことが様々な弊害を呼び起こします。
咀嚼がうまくできない
開咬の場合、奥歯しかかみ合わないので、前歯でものを噛んだり、噛み切ることができません。 そのため、咀嚼の効率が悪くなり、知らず知らずのうちに胃腸へストレスをかけてしまいます。
口呼吸になりやすい
口が開きがちなため、口呼吸になりやすく、口内の乾燥につながります。 口内が乾燥すると、風邪を引きやすかったり、口臭・歯周病で悩まされたりします。
滑舌・発音の悪化
上下の歯の隙間から空気が漏れてしまうので、特定の音が発音しにくいことがあります。
歯を失うリスク・歯の治療が難しくなる
奥歯に常に負担がかかっているため、歯を失うリスクは高く、また、歯を失った際にインプラントや入れ歯を考えても、奥歯しか噛み合っていないため、かみ合わせの調整が大変難しくなります。